こんにちは。よるこです。
今日の記事内容は、
まだビジネスを始めたばかりでSNSでフォローも拡散もされずに沈黙している
「実績づくり」のはじめの一歩をどうしたら良いか分からずくすぶっている
という人にこそ朗報です。
集客や販売すること、そして人を動かすことに対する考え方が180度変わるかもしれません。
かくいう私は、学生時代はイベント集客の仕事をしていたことがありますが、たくさん断られたり仲間が離れていったりする経験をした中で、「自分は影響力のない人間だ」と思い込んでいました。その失敗経験から自分の望む生き方ができなくなってしまい、会社というシステムに組み込まれて労働する方がラクだと自分を殺している時期もあったほどです。
しかし、他者からの働きかけに対して人はどのように反応する生き物なのか、原理を理解すると悩みはあっという間に解決したどころか、その日から何をすれば良いかが目覚めるほど明確になったのです。
今日の要点を抑えて正しい方向に行動し続ければ、断られることに臆病になってしまった人でも、無理してないのにイベントを開けば毎回人が集まり、商品を出せば気持ち良いくらいに売れる、という状態がきっと作れるようになるはずです。
他者とのコミュニケーションにおいても、ストレス少なく自然と主導権を握れるようにもなります。
相手に嫌な思い一切させず、スマートかつ美しいやり方で他者に対する影響力を持つことは可能なのです。
ビジネス初心者が最もやってしまいがちなミス
初心者が最もやってしまうミスは、メリットで人を動かそうとしてしまうことです。
例えば人からこんな誘いを受けたらどうでしょうか。
「このセミナーに来るだけで稼げるようになります」
「申し込めばこんなにお得なことがあります」
駅前のキャッチでこんな人もいるかもしれないですが、99%の人からスルーされていそうですね。
私の学生当時は、「就活のこと考えてる?不安だよね、じゃあこのイベントにこんな人が来て話聞けるから行こう!」という誘い文句でした。
よっぽど仲の良い友達なら来てくれるかもしれないですが、二度目以降は分かりません。
断られると、(なんでこんなに参加して良いことしかないのにNOなんだろう・・・きっとやる気がないんだな)と自分を正当化する始末。汗
いくら魅力的な提案でも、最初は怪しんだり、様子を見たり、他と比較したり、リスクやコストと天秤にかけたりと、人はいきなりは動かない生き物です。
実際に利益だけで人は動くかというと、そんな単純な話ではないのです。
影響力のある人はどんな行動をしているか
では、なぜ頑張って道で何百人に声をかけ続けても集客できない人がいる一方で、人気アーティストは一声で会場に入りきらないほどの人を集められるのでしょう。
部下に嫌われる上司と、人気がありながら多くのメンバーを動かせるリーダーの違いは何でしょうか。
ここでは、その人の生まれ持つ性質ではなく、あくまで【行動】に注目してみます。
もちろんジャイ●ンのように生まれつき影響力の強い人はいるにはいるのですが、後天的にも十分身につけられるものなのです。
影響力の強い人は以下のことを常に意識・行動しています。
- 信頼関係を構築している
- 普段からギブをしている
- 返報性の原理を理解している
信頼関係を構築する
相手にとって信用できる人である、ということはまず最低限のラインです。
例えば信頼関係のある友達が結婚式に来てほしいというお願いなら、こちらにメリットがなくても足を運ぼうという気になります。しかし、お祝儀という出席費もかかるのに何回も行けるかと問われると、永続的とは言えません。
さらに不可欠となってくるのが以下の要素です。
ギブをし続ける
有名アーティストは、普段からさまざまなメディアで音楽を通してたくさんの人に無償のギブをしています。
それを聴いた人が安らぎを感じたり勇気をもらったりすることは、大きなプレゼントです。
普段から感動を無償で提供してくれる彼らに「ぜひ買ってほしい」「ぜひ来てください」と言われれば、大半の人は嫌な気持ちひとつせず動きます。
ポイントは、日常的にギブをしまくることです。
その時にすぐに対価・報酬が欲しくなってしまってもグッとこらえるのがミソです。
毎日会う人3人に喜んでもらう、など小さな目標からでも良いです。
また、リアルで100人は大変ですが、ネットの力を利用すれば簡単です。新しく知った情報などをSNSで発信すればあっとい間に大勢にリーチできます。
毎日ブログを更新したり、ラインアットで有益情報を発信したり、今すぐコストをかけずに始められることはたくさんあります。
返報性の原理を理解する
返報性の原理とは、他人から無償で何かをしてもらうとお返しをしたくなる、という心理のことです。
この原理の理解は非常に大切ですが、では無償のギブをしましょうと言われてすぐできるかというと、抵抗感があるものです。
特に、サラリーマンやアルバイトのように時間に対してお金がもらえる働き方が当たり前の感覚だと、すぐに見返りを求めてしまいがちです。対価以上に働くなんてあり得ない話かもしれません。
しかし、集客上手な人はすぐに見返りを求めたりしません。
人の悩みを聞けばアイデアをシェアしたり、解決できる人を紹介します。人が困っているときにすかさずコミュニケーションを取り、何かあれば力になります。しかも自分のやってあげたことに対して一切の報酬を求めません。
そんなふうにお世話になった人に、「来月の交流会にぜひ来てほしい」と言われたら、普通の人は足を運ばないわけにはいかないと思います。
これが返報性の原理です。
ネット上でも、いつも自分を良く紹介してくれる人の投稿は応援したくなったり、有益情報をプレゼントしてくれた人のクラウドファンディングは積極的に応援したくなるものです。
見返りを求めない返報性の原理を理解し他者に無償で与え続けることで、ものすごい量のギブが積み重なり、長期的にわたってお返しが返り続けてくるのです。
応用編;錬金術の考え方でさらに大きなエネルギーを生み出す
原則として、先ほどの「返報性の原理」を理解し無償のギブをし続けることであなたの影響力はどんどん大きくなっていきます。
しかし、
「この人に与えても返ってくるのかな?」
「タダ働きで消耗して終わってしまうのでは?」
と懸念がよぎる場合もきっとあると思います。
そこで、さらに理解を深めて最大効果を捻出していくために、錬金術に例えて考えてみます。
錬金術とは
①学問であり、再現性(方程式、法則)がある
②等価交換の原理に基づく
⇨エネルギーを交換して、新たな別のエネルギーを生み出す
例えば、お金もエネルギーの一種です。コンビニで1時間働くエネルギーと1000円を交換し、その1000円と物質を交換することが可能です。
エネルギーを変換して、お金や情報、人脈を生み出したりもできます。
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では、等価交換の法則が成り立つ場合、下のような場合はどうなるでしょう⏬
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Aさんの30万円の支払いに対して、Bさんが100万円分の価値の仕事をした場合です。
この70万円の差額は、Aさんの心を動かし、新たにBさんに人脈や次の大きな仕事を紹介する可能性が生まれます。
しかし、ここでBさんが借金を貸しているような気持ちになり
「すぐに70万円(分の報酬)がほしい」
と見返りを求めるとどうなるでしょう。
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見返りを求める態度は、負のエネルギーです。
実は見返りを求めた瞬間、先ほどの「返報性の原理」は正常に働かなくなります。
AさんはBさんからの嫌なエネルギーを受け取りたくないです。
その代わりに、悪評という形で周囲にばらまきます。
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「この人に与えても返ってくるのかな?」「タダ働きで消耗して終わってしまうのでは?」
このような懸念(負のエネルギー)がある状態では、返報性の原理は正常に働きません。
あくまで、消耗したから返ってくる訳ではなく、見返りを求めずに与えたから、いつか何らかの形で返ってくるということです。
また、返ってくるエネルギーは必ずしもお金という形であるとは限りません。もっと凄い人脈や情報、良い口コミ、全く関係ない人からのもっと大きなオファーといった、いつかお金になり得る何らかの形としてエネルギーが巡りに巡り、将来的に錬金されます。
エネルギーは循環させないといけない
錬金術の例では、下心からくる負のエネルギーは、悪評というマイナスエネルギーとして分散されてしまいました。
原則として、提供するものは見返りを求めない美しいエネルギーとして、相手に受け取ってもらうこと。そして、自分が受け取ったものには更に見返りを求めないギブ(無償奉仕)をプラスして、周囲に循環させるという発想が大切になってきます。
そうすることで練りに練られて大きくなったエネルギーは引力のように良い人脈や情報を引き寄せる影響力となり、あなたの魅力や結果と成っていくのです。
無償奉仕はタダ働きをしましょうということではなく、報酬30万円に対して100万円分の仕事をした場合は70万円を無償奉仕したように、その時いただける額の5倍、10倍の価値提供を喜んでしましょうという結論になります。
以上の原則により、あなたが生まれつきの影響力を持っていなかったとしても、無償奉仕によってエネルギーをぐるぐる循環させることで、最終的に人を惹きつける大きな影響力を身につけることができます。
まとめ;ビジネスを通して「信頼」を稼ぎ続けよう
- ビジネス初心者はメリットだけで人を動かそうとしてしまうが、人は利益だけでは動かない
- しかし、無償で何かやってもらうと、お返ししたくなる心理がある(返報性の原理)
- 返報性の原理が働くので、無償奉仕をするとエネルギーが錬成され、循環する
- 日常的に見返りを求めないギブ(無償奉仕)をし続けることで後天的に影響力をつけることが可能!
返報性の原理を理解すると、ギブアンドテイクの考えからビジネスを通して見返りをもらう(お金を稼ぐ)、というやり方は短期的成功に過ぎないということがわかると思います。
むしろ、お金を稼ぐためではなく、信頼を稼ぐためにビジネスを通りてギブをし続けるということの方が、長期的な繁栄のためには有効なのです。
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さて、今日からやるべきことが明確になりましたでしょうか。
目の前の仕事、目の前の人、日々の発信、無償奉仕できることがないかアンテナを張ってみましょう。
日々の行動の積み重ねによってあなたは現代の錬金術師として、エネルギーを生み出し循環させ、喜んであなたのために何かしたいと思う人々がたくさんいるような状態がつくれます。この状態が作れたら、ビジネスの成功確率は目に見えて格段に上がり、理想を叶えることはもう時間の問題となるでしょう。