こんにちは。よるこです。
本日の記事は、2023年に0からSNSを仕事にしたい人が、
さまざまなSNSや動画プラットフォームが存在する中で
「いったい何から手をつけたら良いの?」という疑問に答えていきたいと思います。
おおよそ、「SNSを仕事にする」とすれば以下ような稼ぎ方があるでしょう。
- 自分のメディアを育ててアフィリエイトや広告収入(PR案件)
- 自分のメディアを育ててフォロワーに自分の商品を販売
- 企業のSNS運用代行をする
- 企業のSNSコンサルをする
- SNS運用実績を活かしてオンラインサロンやコンテンツ販売
SNSからどのようにマネーが生まれるのか、詳しくはこちらの記事にも書いています!まだの方は先にお読みください。
Tiktokが初心者でも稼げる!
いや、Youtubeの方がカネになる!
「個人で稼ぐ」「SNSで稼ぐ」
このように大変盛り上がっている時代の流れもある中で、 何から勉強したら良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
スタートしてから迷ってしまわないためにも、
「SNSマーケティングの全体像」を把握しておくことは必要不可欠です。
そこで、本記事ではまず初めに押さえておくべきポイントをかい摘んでお話ししていきます。
2023年ゼロからSNSを始める人はラッキーな理由
2023年からのスタートは、後発組になります。
- 成熟しきった市場で後から参入するのは難易度が高いのではないか
- すでに先に走り始めたプレイヤーが一通りのジャンルは埋め尽くしており、二番煎じになってしまうのではないか
既に飽和状態の市場に後から飛び込んでいく上で、このような懸念を持つ事は正しい感覚ともいえます。
しかし、後発組には先人たちの成功と失敗のデータを手に入れた上で進められると言う最大の強みがあります。
また、中身がなくても「早く始めたから」という理由だけでフォロワーが伸びたアカウントも存在します。
本質が薄っぺらく流行の力だけで伸びた結果、見かけのフォロワー数は多いながらも、いいねやコメントなどの反応がほとんどない「形骸化」したアカウントを見たことがあるのではないでしょうか。(注意深くみるとたくさんあります)
あくまで数字は後からついてくるものであって、
大事な本質は、フォロワーの総熱量をいかに現在進行形で高め続けられているか。
もちろん、何年もファンを増やし続けている強豪アカウントと同じポジションを狙うと難しいですが、後発組でも本質を突いていけば十分戦えます。
すでにトライアンドエラーが繰り返された成功マップをカンニングできるので、洗練された質の高いアカウントを育てていくという意味においてはむしろ有利とも言えるのです。
- SNSマーケティングの全体像
- 初心者が進んでいくべきステップ→SNSの特徴をつかみ、目的に合わせて適切な媒体を選べるようになることがゴールです。
これらについてお話ししつつ、後発組の攻略法について見ていきましょう!
マーケティングは総合格闘技
SNSは、フォロワーを増やしたりバズらせることが目的なのではなく、
マーケティングの手段の一つです。
「どのプラットフォームを活用すれば良いのか」
その答えは、お客様が今どの段階にいるのかによって、使い分ける必要があります。
→「興味」を持って、フォローしたり、メルマガやLINE@へ登録する
→より濃い情報を届けたり、ギブをしながら「信頼構築」
→セールスをして、購買
→リピートしてもらう
1ステップずつ丁寧に手順を踏むことで、再現性を持って価値提供を行うことが可能になります。
例えば、近年ではインスタグラムのリールや、Tiktok、Youtubeショートなどの短い動画の投稿が増え、目にする機会も増えたと思います。
これらショート動画は、わざわざクリックしなくても、スワイプ1つで簡単に表示されるので
「認知」してもらう段階において非常に有効です。
一方で、次から次へとすぐに流れてしまうので、
自分だけのアカウントに滞在してもらい、より濃い情報を伝えてファン化する、といった目的には向いていません。
セールスや教材など、より多くの情報を伝える手段としては、長尺の動画、LIVE配信、限定セミナーなど、興味がある人だけが集まる場で伝える方が効果的です。
「認知」のフェーズでは、短くキャッチーに情報伝達が可能でかつバズりやすいメディアを使う
「興味」の段階では、リアルタイム性の高いメディアで生活やキャラクターを見せたり、長文や動画など想いを伝えられるツールを用いて、惹きつける
「信頼構築」の段階では、クローズドなメディアに誘導したりDMなどで個別の接触を多くする
「販売」は、高単価になるほど、絞り込んだ濃いフォロワーにだけ行う
このように、お客様の段階に合わせて各SNSやプラットフォームの使い分けが重要になります。
理想とする顧客との相性でプラットフォームを選ぶ
マーケティングは総合格闘技、とは言え、いきなりすべてのプラットホームに手を出して情報発信を行うのは、労力が分散してしまうというデメリットもあります。
そこで、「届けたい顧客層」と「各SNSユーザーの特色」とで相性の良いものから順番に、攻略していくと言う方法も効率的です。
全世代にアプローチしやすい手段と言えば、LINEやYouTubeが圧倒的な利用率です。
また、大まかにですが
- Twitterは男性の方が多く、左脳アプローチのジャンル(ビジネス、勉強系)やメリット訴求の方が伸びやすい
- Instagramは女性ユーザーも多く、右脳アプローチのジャンル(ファッション、美容など)や共感を生む発信が伸びやすい
といった特徴もあります。
そして、データだけでは見えない各プラットフォームの特色もあります。
- Youtubeは長尺の動画を集中して見てくれる人も多いため、視聴者のモチベーションが高く購買につながりやすい
- Twitterは、投稿が流れるスピードが速いため、キャッチしてくれるフォロワーは情報感度が高く、市場と相性の良い商品はマネタイズしやすい
- Instagramは、売れるビジュアルや世界観を持っている場合には有効。ストーリーズやライブ配信で売れる。荒れにくく比較的平和
- tiktokはマスの認知獲得には非常に有効。リテラシーが低い層も集まってくることもある(ので売るときは別のメディアへ誘導)
扱うジャンルによって一概には言えませんが、一般的に、Youtubeが最も濃いフォロワー(購買意欲の高いフォロワー)を集めてマネタイズがしやすいと言われています。
(例)ビジネス系アカウントのフォロワーの質
濃い>YouTube>Twitter>インスタ>TikTok>薄いフォロワー
自社商品の販売が目的で「顧客の教育」を行いたい場合や、男性顧客が多い人、ビジネス目的で発信したいという人には、YoutubeとTwitterを組み合わせると相性が良いでしょう。
逆に、顧客層がどちらかというと女性が多い、デザインや世界観で広くファンを増やしていきたいという人には、インスタグラムにおける成功事例も多々あるので効果的だと言えます。
「アルゴリズム」を知らなければ100倍苦労することに
アルゴリズムとは、各プラットフォームがどういった法則性のもとに動いているのか、そのルールのことです。
例えば、
「アプリを立ち上げて最初に表示されるのは誰の何の投稿か」
「オススメ欄でどの投稿をレコメンドさせて、バズらせるのか」
それらを全て決めているのがアルゴリズムです。
アカウントのフォロワーを伸ばしていくためには、アルゴリズムに基づいた運用をしなければなりません。
しかし各プラットフォーム、アルゴリズムは常に変化・最適化を繰り返しており、公式に出されているわけではありません。
つまり、どのようなルールに従って投稿が表示されているのかがわからず、
・自分のアカウントのデータ(閲覧数、フォロワーの視聴率など)の変動
・他の運用者からデータや考察を集める
などのように自ら研究することが要されます。
具体的には、
- いいね率
- シェア率
- フォロー率
- コメント率
- 平均滞在(再生)時間
- 再生完了率
- プロフィール閲覧率
などを基にして算出されます。
各プラットフォームによって、この優先順位や、得点の付け方に特徴があります。
つまり、それぞれのプラットフォームによって攻略方法が異なるのです。
ですから、参入するメディアを決めたら、大まかにでもアルゴリズムを知ることがまず最初に調べるべきポイントです。
各メディアそれぞれのアルゴリズムの特徴は、こちらの記事にまとめています。
SNS攻略するなら絶対知っておかなければならない情報です。参考にしてみてください!
マネタイズ初心者が知っておくべきSNSマーケティング全体像(まとめ)
- SNSマーケティングは総合格闘技であることから、顧客のフェーズに合わせてツールを使い分ける必要があります
- ツールを適切に使い分けるために、各プラットフォームの特色を理解しましょう
- 参入するジャンルを決めたら、まずはアルゴリズムの研究が重要です
- 各SNSそれぞれの攻略ポイントは異なるので、顧客との相性が良いツールから順に攻略していくのがオススメです
「マーケティング」だけでも、これだけやることが多いです。
逆に言えば、マーケティングを攻略するだけで、
商品開発から集客、販売、アフターサービスからリピート戦略まで「利益を生み出す」要素の全てを網羅することができます。
そのツールとして、SNSは2023年以降も莫大な影響力を持つことも可能にする、爆発的ポテンシャルを秘めたメディアです。
SNSを「仕事にする」レベルまで極めるのであれば、日々の研究やキャッチアップのための努力は必要不可欠でしょう。
ぜひ、日々SNSを研究しながら、スキルアップのために精進しましょう!