こんにちは。よるこです。
今日も夜の銀座で働く現役ホステスです。
夜の世界を選ぶ女性は誰もが一度は悩むのが、恋愛。
20代後半になると、30代までには夜を卒業したい
その頃には結婚を考えられる男性と一緒にいたい
といった未来を描いている女性の声もよく聞きます。
また、「彼女にならないか？」
「付き合わないか？」
このような誘いを受けて困ったことがあるという女性も少なくないはずです。
本命の一人に決め切らずに夜の仕事を続ければ続けるほど、それだけ多くの素敵な男性に巡り会える確率は上がります。
しかし引き伸ばしすぎると、タイミングを逃し相手の心も冷め、振り返った時には遅かったということもあり得ます。
誰が言ったのか「結婚はギャンブル」とはある意味真実なのかもしれません。
キャバ嬢やホステスは男性に夢を見せるのがお仕事でもありますが、はぐらかしたり、うまく交わして商売につなげることに慣れ過ぎてしまうと、「出会いはたくさんあるのに本当の恋愛ができない」などとこじらせてしまうかもしれません。
運命の相手との出会い一つで、人生が大きく変わっていく女性もたくさんいます。
今日は、そんな素敵なチャンスを掴みたい人ための考え方やちょっとした技術をご紹介します。
夜職女子の恋愛事情。昼職女子との違い
お客さんではない異性との恋愛
夜職をしていると、いわゆる一般的な会社勤めの男性とは、お店の外で出会うことは少し難しくなります。
会社勤め一般男性（お客さんにはならない人）からみる夜職女子
- 自分とは異なる世界の女の子は近づき難い
- 金銭感覚が異なりそうで怖い
- プライドが高そう
- 平日夜のデートができない
- 夜の仕事で頑張っているなら、結婚まで考えてくれなさそう
- 他のお客さんとの関係を疑ってしまう
- 卒業した後、面倒を見てあげられるかわからない
- 親族に紹介しづらい
- 八方美人なのでは？信用してもいいのか？
恋愛関係に発展させるには、かなり心理的ハードルが高いようです。
特に、「他の男にも同じように接しているのではないか」と
信用されにくい点は、悲しいですが現実です。
お客さんとの恋愛はアリか
夜職女子は、やはりお客さんから恋愛関係を求められるケースが多くなります。
ある程度年齢が若くてそこそこの容姿があれば、売り手市場です。
求めてくる人はたくさんいます。
慣れていない女の子はコロッとうなずいてしまうかもしれません。
早い段階で一人に決めてしまうのはリスクが高いです。
お客さんは立場もあって金銭的にも豊かで、魅力的に見えるかもしれませんが、女の子の前では見栄を張っています。
その仮面の下は、傲慢で見栄っ張りで幼稚な可能性だってあります。
色んなお店で女の子を困らせている遊び人かもしれません。
突き抜けた能力の代わりに内面にどこか欠点を抱えているかもしれません。
もちろん、そのような人とのお付き合いで学べることも多いです。
しかし、振り回されて傷ついたり、心が疲れてしまうという女性もいるのが事実です。
「今は仕事を頑張りたいから、卒業するまで待ってくれませんか」
「あなたが素晴らしすぎて、釣り合えるように頑張るからそれまではお客さんとして応援してくれたら嬉しい」
恋愛関係をお客さんから求められた際、このような鉄板の返答があります。
よっぽど「結婚を考えても良いかも」と思う人であれば、素直な気持ちを伝えてみるのも良いでしょう。
ただ、出会いの場所が夜のお店ですから、最終的に「相手から信用されるか」や「相手を信用できるか」が、本命恋愛においてネックになりやすいポイントです。
「決断力」が本命恋愛への鍵
相手がお客さんであろうと、それ以外の異性であろうと、夜職女子にとって壁となるのが「信用」です。
では、果たして夜職女子が「信用」を得て本命恋愛をすることは現実的に可能なのでしょうか？
ここでは信頼を得る重要な要素として、「決断力」を挙げたいと思います。
なぜ、決断することで本命恋愛できるのか
夜職女子が本命恋愛をするにあたって、「信用を得るのが難しい」という最大のハードルがありました。
しかし、夜の世界を経験する中で、恋愛において幸せを掴む女性も一定数いることが判明しました。
なんといっても夜の世界で今なお成功し続けるオーナーママたちが証明です。
20代30代で有名店の圧倒的No.1に咲いた後に、結婚して家庭を持ったり、子供を育てながら、夜の仕事を続けている方が一人や二人ではなく存在します。
また、結婚を機に夜を卒業する女性も少なからずいます。
恋愛においても自己実現する夜の女性たちに共通する要素が「決断力」です。
彼女たちはなぜ、決断によって幸せを掴んだのでしょうか。
それは、信用されにくいという最大の難関に対して、「決断」によって相手への誠意を見せられるからだと言えます。
異性から信用される４つの「決断力」
①言い切ること
日本人は苦手なことかもしれませんが、「断言する」ことで、あなたの言葉は大きな影響力を持ちます。
ここで注意すべきが、ただやみくもに「絶対こう」などのワードを乱用する必要はありません。
融通が効かないワガママな女性が信用されるわけではないからです。
そうではなく
例えば、来週のディナーは何を食べたい？と聞かれた際に、
「なんでも良い」という答えをしないだけでも効果的です。
相手の好みや苦手も尊重する姿勢を示しつつ、「私はこれが良い」と素直な気持ちを示してみましょう。
②嫌なことは断ること
誰にでも良い顔を見せる八方美人でいた方が、夜の世界ではうまく行きやすいと思われがちかもしれません。
しかし意外にも、嫌なことをはっきり言える女性の方が男性にモテているのです。
自分の意見をハッキリ述べられる女性は、「あの子は裏表なくて良いよね」と信用されやすいです。
また、好きなものが同じ人よりも、嫌いなものが一致する人の方が相性が良いという恋愛のジンクスもあります。
「これは好まない」と嫌いや苦手をハッキリさせた方が、相性の良い異性からの信頼はグッと深まるのです。
③自分から相手を信用することを決断する
男性は最初、夜の女の子には壁を作るかもしれません。
なぜなら、
「どうせ財布目的なのでは？」
「貸しを作ってしまうと、お店でお金を使わされるのでは？」
と考え、警戒心が働いてしまうからです。
そのため、本当に相手が本命の男性なのであれば
「お店に例えこなかったとしてもあなたのことが大切で、会いたい」
という気持ちを伝える必要があります。
そして最も効果的な方法が、同伴やアフター以外のシチュエーションでお店の外で会うことです。
つまり、仕事と関係ないプライベートの時間を使うということです。
まだ出会って日の浅い異性であれば、１対１の時間に最初は不安を感じてしまうかもしれません。
まずはお昼のデートや食事から始めて、深い質問をしながら相手のことを知っていきましょう。
こうして自分から心を開いて相手を信用する行動を、相手は評価してくれるはずです。
④人生の決断をする
最後に人生レベルの大きい決断は、必ずしも要るわけではありません。
しかし、将来を共にする可能性を少しでも考えたい人なら、
・夜の仕事をずっと続けたいのか、否か
・卒業を考えているなら具体的にいつ頃か（どんな目的を果たしたら、など）
このような考えは、ただのお客さんではない本命の男性に対しては、共有しておいた方が安心です。
異性は、男性相手に商売するあなたの仕事に不安を感じている可能性も高いです。
また、転職や引っ越し、結婚や出産など、人生の大きな変化のタイミングで二人の意見がすれ違うと、恋愛成就できない可能性も高くなります。
今すぐでなくても「未来の決断」の話をしておくだけで、あなたへの「信用」は深まることでしょう。
まとめ；決断力を高めて幸せな恋愛をする
夜職女子にとって「信用されにくい」というのが恋愛において最大のネック。
克服するために、本記事では「決断力」を大事な要素として挙げました。
①言い切ること（「なんでも良い」をなくす）
②嫌なことは断ること
③自分から相手を信用することを決断する
④人生の決断をする（未来の決断でも良い）
しかし、多様な人と出会う究極の接客業だからこそ、八方美人が抜けなかったり、優柔不断が身に染み付いてしまっている女性もいるかと思います。
そこで最後に、決断力を高める方法として一冊の本をご紹介したいと思います。
「ニューヨーク・ミリオネアのルール 「しない女」ほど恋も仕事もお金も時間もうまく回りだす」
「しない」ことを決断し、より洗練された豊かな女性になるためのメッセージが込められています。
”ただ意識高い女”になってしまうのではなく、自分の幸せは当然のこと、周りの人との関係性も良くできるような「手放す決断をすべきこと」がリストアップされています。
心が迷ったとき、何かを決断したいとき、より自分自身に磨きをかけたいとき、美意識に気合を入れたいときにオススメの一冊です。
