マーケティング

【2023年版】SNSアルゴリズムと、システムに依存せず売り上げ続けるコツ

こんにちは。よるこです。

前回の記事では、SNSマーケティングを仕事にするなら必ず知っておかなければならない「全体像」をご紹介しました。
2023年、ゼロからSNSを始める人はラッキー!初心者が知っておくべき全体像

今日はその中でも、知らなければSNS運用で完全にコケてしまうかもしれない、アルゴリズムについてです。

アルゴリズムの動向については日々変化してしまうものですが、大まかにでもプラットフォームの特徴として知っておくだけで、無駄なトライアンドエラーをずいぶんと減らすことも可能です。

Instagram、Twitter、YouTube、ティックトック、それぞれの最新情報をまとめますので、ぜひチェックしてみてください。

アルゴリズムとは何か


アルゴリズムとは、各プラットフォームがどういった法則性のもとに動いているのか、そのルールのことです。

例えば、「アプリを立ち上げて最初に表示されるのは誰の何の投稿か」や「オススメ欄でどの投稿をレコメンドさせて、バズらせるのか」それらを全て決めているのがアルゴリズムです。

各プラットフォーム、アルゴリズムは常に変化・最適化を繰り返しており、公式に出されているわけではありませんが、アカウントのフォロワーを伸ばしていくためには、アルゴリズムに基づいた運用をしなければなりません。

各プラットフォームアルゴリズムの特徴

インスタグラムの特徴


Instagramのミッションは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」こと。

つまり、視聴者が好きな人・好きなこと(である確率が高い投稿)を、発見欄で近づけることが、インスタ企業側の最もやりたいことです。

ですから、発見欄にどうやったら自分の投稿を載せられるか

を研究することが攻略の最重要キーとなります。

<発見欄に載りやすくなる方法>

  • いいね・保存・コメントをしたくなる投稿内容
  • 滞在時間を上げるために、続きを見たくなる構成にする
  • プロフィールをクリックしたくなる誘導をする
  • フォローしたくなるプロフィールとフィードを作り込む
  • 発見欄に載った際に、目立ってさらにクリックしてもらえるデザイン→さらに発見欄上位にのぼりバズる

ユーザーのクリック率や滞在時間など、より興味を惹きつけられるアカウント設計ができているかどうかが鍵となります。

「保存率」も重要な項目となるため、メモとして見返したくなる一次情報や、情報の濃度も重要です。

Twitterの特徴


Twitterは基本的に、AIによるアルゴリズムでバズが起こるのではなく、
実在するユーザーが「リツイート」してくれないとバズは起こりません。

アルゴリズムによる運要素はかなり低く、実力ありきでの勝負になります。

影響力や知名度のない初心者が一気に伸ばすという意味では、比較的難易度の高いプラットフォームと言えます。

しかし、影響力のある人が一つの投稿をリツイートしてくれるだけで「バズ」が起きるのもツイッターです。
アルゴリズムになるべく頼らない「拡散力」という意味では、Twitterが最も広まりやすい(炎上もしやすい)ツールでしょう。

後発組の初心者がTwitterで伸ばす方法

  • 「まとめ」や「図解」など役立つ情報のギブを日頃から行う
  • いいねやリツイートをするとメリットになる投稿をして、リアクションを促す(例;プレゼント企画など)
  • 引用リツイートなどで、協力関係になれる仲間を増やす

Youtubeの特徴


撮影や編集など、最も労力がかかりますが、「伝えられる情報量が多い」という最大の強みがあります。

そのため、濃いファンを生み出しやすく、他のSNSと比べて少ない登録者数でも、マネタイズがしやすいという特徴があります。

Youtubeを伸ばす上で特に意識すべき指標が、「ブラウジング機能」による流入です。

ブラウジング機能とは

過去に視聴した動画や登録したチャンネル、検索キーワードなどから、YouTutbeのアルゴリズムが自動的に判断し、YouTube上のホーム画面やサイドバー等にオススメ表示をしてくれます。この機能がブラウジング機能です。

「ブラウジング機能からの流入」がうまくいくと、
Youtubeがさらにオススメ表示をしてくれるようになります。

ブラウジング機能の恩恵を受ける方法は、以下が代表的です。

  • クリックされるサムネイルとタイトル
  • コメントや高評価がつきやすい動画を狙って作る
  • 台本を作り込んで、なるべく最後まで視聴してもらえる構成にする
  • 同一関連動画をアップし、同一チャンネル内で視聴者にぐるぐる閲覧してもらう

時々、YouTubeはオワコンなのでは?
もう稼げないのでは?といった声があります。確かにトップユーチューバーの再生数や売上は大きく減少傾向にあります。

しかしその裏側には、

  • 市場の成長とともにプレーヤーが増えたため、トップ以外の発信にもユーザーの視聴時間が分散化した
  • Youtube AIの進化で、より精度の高いオススメ表示がされるようになった(だから強者一強時代ではなくなった)

といった背景があります。

2023年現在のYouTubeは、よりニッチなジャンルでの発信を、届けたい人にダイレクトに認知してもらいやすくなっています。

また、ショート動画もマス向けの内容で、認知を拡大する目的に対しては有効です。

マス向けジャンルの例

・エンタメ
・ダイエット ・美容
・お金 ・節約 ・投資
・エンタメ
・ライフハック
・自己啓発
・恋愛
・反社会的内容(エロ系、グロ系)

Youtube後発組の狙うべきポイント

  • マス向けのショート動画で認知を拡大する
  • より濃い情報を長尺動画で届ける
  • クリックされるサムネイルとタイトル
  • コメントや高評価がつきやすい動画を狙って作る
  • 台本を作り込んで、なるべく最後まで視聴してもらえる構成にする
  • 同一関連動画をアップし、同一チャンネル内で視聴者にぐるぐる閲覧してもらう

Tiktokの特徴


Tiktokは、他プラットフォームよりもユーザー数は利用率はまだ少ないですが、
急成長のスピードとその成長角度を鑑みるとかなりポテンシャルの大きい市場です。

少し古いデータだと若年層の利用率が目立ちますが、
2022年以降は企業の参入、ビジネス目的の利用も増えたことから、40〜50代のユーザーも拡大しています。
(ユーザー平均年齢は34歳)

アルゴリズムでは他媒体同様、以下のような項目が関係します。

  • 平均視聴時間
  • 最後まで試聴した率(離脱率が低い)
  • いいね・保存率
  • コメント率

Tiktokで2023年現時点、最も重要だと言われる指標が
視聴完了率」(どれくらいユーザーが動画を最後まで離脱せず試聴したか)です。

また、1分未満の短い動画より、1分以上の比較的長い尺の動画の方が優遇されます。

この試聴完了率を伸ばすための施策として、

  • どうやったら最初の3秒で「注目」を集められるか
  • 最初の6秒で「最後まで見るメリット」を伝えられるか
  • テンポ良く、飽きない構成で少しでも長く試聴時間を上げられるか
  • コメントしたくなる要素を入れて、滞在時間を上げる

このような工夫を凝らすことで、視聴時間と完了率のアップにつながりやすいです。

平均視聴率、完了率がアルゴリズムの一定値を超えると、オススメ表示をたくさんしてもらえてバズが生まれやすいです。

また、Tiktokと他媒体の大きな違いとしては、アカウント立ち上げの初期からでもバズることが可能であるという点です。

これは、Youtubeなどでは「チャンネル自体の強さ」(登録者数など)もある程度指標に含まれるのですが、
Tiktokのアルゴリズムには、アカウント自体の実績はさほど反映されないという点が推測できます。

初めての動画でも、Tiktok上のAIが関連性を認知したユーザーには少しづつ表示してくれて、
反応が良ければたくさん表示してくれるという特徴があるのです。

まずは「最初の6秒」に命をかけて作り込むことで、初手からバズれて認知拡大にはもってこいのプラットフォームだと言えます。

急激なアルゴリズム変化による影響を最小限にする対策法


ここまで、SNSを攻略する上で必ず知っておくべきアルゴリズムについてのまとめを2023年版として書かせていただきましたが、アルゴリズムは常に変化をするものです。

急に伸びなくなった、再生回数がガタ落ちしたかと思えば、アルゴリズムの変化を受けて、表示を少なくされていたというケースもあります。

アルゴリズムの影響を大きく受けないための対策としては、
たとえAIによる表示がされなくなっても、
検索やフォロー欄から自ら来訪してくれるほどの濃いファンを作るということです。

(ここまでファンに求めてもらえれば、アカウントBANが起きても復活できます)

また、積極的なファンは拡散に協力をしてくれるので、アルゴリズムに頼る以外の拡散手段を持てるようになります。

アルゴリズムを意識して認知を拡大するのと同時に
フォロワーとのコミュニケーションを大切にしましょう。

そして彼ら彼女らに「どんな未来を届けるのか」を明確にし、コンセプト(世界観)に沿って「役に立つ」「ギブをする」意識での情報発信を忘れないようにしましょう。

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サイト運営者
大学中退、バックパッカー、投資家に弟子入り、紆余曲折経て24歳で銀座のホステスになる。 お世話になったお客様のもっと支えになりたいと追究した結果、ゼロからWEBスキルで独立を目指すことに

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