こんにちは。よるこです。
今日も夜の銀座で働く現役ホステスです。
次々と若い女性が入ってきては、毎月のように顔ぶれが変わり、変化が一段と激しいのが夜の世界。コロナ禍では出勤ができなくなったり、場合によってはお店が潰れてしまったり、世情の波を受けやすく不安定な業界でもあります。
そんな中、昼職も掛け持ちしてみようか、転職してみようか、と考える女性も少なくないでしょう。
そこで本日は、夜職しかやったことのない女性でも挑戦できる
昼職へのジョブチェンジの方法について、紹介します。
スキルなし、資格なし、経歴なしで挑む転職の高い壁
夜職しかやったことのない女性がまず最初にぶち当たる壁があります。
夜職→昼職へ転職する際の壁
- 長時間拘束なのに、夜の報酬と比べて圧倒的低賃金に絶望
- 高収入を狙おうとすると、○年以上の経験、スキル、学歴のフィルターで応募条件にすら満たない
未経験でもできる仕事は、給与も安く設定されています。
自分の強みをしっかり把握し、自分を雇うメリットをアピールできなければ、
低賃金労働がほとんどになってしまうのが現実です。
そこで、まず就職活動をする前に事前準備が必須となります。
高収入への道は、学歴や、取得に何年もかかるような難しい資格だけではありません。
これから伸びる市場や需要が高まる分野を押さえれば、
学歴・資格・スキル０からでも、最短ルートで強みを伸ばして年収アップを狙うことが可能になるのです。
年収アップを狙うための３ステップ
①履歴書に書ける強み（書きたい強み）を書き出してみる
まずは自分の経験から、自分にできることを書き出してみましょう。
例えば、キャバ嬢やホステスとして接客業をやってきた方であれば以下の能力は伸ばして価値にできるかもしれません。
昼職にも活かせそうな経験の例
例１○接客業経験（歴□年）
→コミュニケーション能力のアピールになる
例２○営業メールを毎週100人以上に送ってきた
→営業力、継続力、文章力のアピールになる
例３○SNSで発信や集客をしていた
→SNSマーケティング力、自己ブランディング力
例４○社長さんや役員クラスの接待を担当してきた
→ビジネスマナー、秘書業務の経験アピールになる
例５○フリーランスとして金銭的な自己管理をしてきた
→会計や事務系に活かせる
もちろん「稼げる」だけで言えば、エンジニアや医療系資格が高年収職業です。
それらに挑戦してみることも悪くないでしょう。
しかし、ゼロベースからいきなり難易度の高いスキル習得をするには膨大なコストがかかります。
まずは伸び代の大きい手持ちカードから、スキルや経験値を伸ばした方が早いです。
ストレス少なく続けられることは、楽しく成果を出しやすいです。
まずは自己分析をして、さらに伸ばしたいスキルや経験を洗い出してみましょう。
②強みを強化する
次に、自分の強みを活かしてやりたい職業や職種を考えてみます。
この時ポイントとなるのが、いきなりその企業にアプライする前に、自分のスキルを高めることです。
なぜなら、就職した後から賃金交渉をして年収を高めていくことは、時間がかかり難易度も上がります。
就活する前から自分の市場価値を高めることで、
交渉に強いカードを持った状態で、良い条件からスタートすることが可能になります。
選ばれる側から、仕事を選ぶ側になれるのです。
ですから、焦って就職活動をする前に、自己分析をして見極めた強みを市場から求められるスキルに高めていくことが先決です。
スキルを磨く
実際に興味のある職種の求人サイトをみてみましょう。
当たり前ですが、同じ会社でもポジションによってお給料が全然違います。
平社員＜課長＜部長＜取締役員＜社長
プレーヤーでいるよりも、マネージメント、経営側に携われる方がより大きな仕事をすることができます。
もちろん、リーダー候補として雇われるためにはプレーヤーとしても優秀であることは前提です。
しかし最終的にどのポジションを狙って準備するかで、全く別の未来になります。そのため年収アップのためにスキルを磨くとしたら、押さえておくべきポイントを外さないことです。
- 10年後も市場の成長が見込めて需要があるジャンル（ITやマーケティング系）
- プレーヤーとして成果が認められたら昇進できる環境
- ディレクションやマネージメントの経験を積む
いきなり目指す職種に就くのは難しそうであれば、
下積みとして、語れるだけの実績を作れる環境に飛び込んでみる価値は十分あるでしょう。
以下は例えばの話ですが、先ほど挙げた「昼職にも活かせそうな経験」５つをスキルとして伸ばすとしたら何ができるか、考えてみます。
例１○「接客業経験（歴□年）」を活かして年収アップを狙う
→接客業(飲食、サービス、コールセンターなど)で独立も視野にマネージメント経験を積めるチャンスを探してみる
→採用や経営管理の知識・経験を積む
→集客やリピートの仕組みづくりまで学べると立派な経営者として年収アップ
☆外国人向けにできないか？言語スキル習得もあり（英語、中国語、etc.）
例２○「営業メールを毎週100人以上に送った」経験を活かして年収アップを狙う
→セールスライティングのスキルを学んでみる
→読者の行動を促すようなブログを１０〜３０記事ほど書いてみる
→ライターや編集系の仕事にチャレンジ
→ライターを取りまとめるディレクター職まで視野に入れると年収アップ狙いやすい
（営業系だと他には保険や不動産営業など、成果報酬型の世界に飛び込む元夜職女性も多い）
例３○「SNSで発信や集客をしていた」経験を活かして年収アップを狙う
→SNSマーケティング、ブランディングについて学んでみる
→就職したい企業のSNSアカウントと競合分析をしてみる
→SNS、広報担当として就職の道
☆さらにデザインや簡単な動画編集スキルがあると◎
資格を取る
資格を取得すると、資格手当が支給される場合もあります。
世の中には溢れるほどの数の資格がありますが、高年収の求人で求められているような資格のみでOKです。
→ビジネスマナー、秘書業務の経験アピールになる
→秘書検定も合わせ持つと説得力◎
→さらにビジネスレベルの語学力があると、海外出張秘書や外資系役員秘書にもチャレンジ可能で年収アップ
例５○「フリーランスとして金銭的な自己管理をしてきた」経験を活かして年収アップを狙う
→会計系の資格(簿記、ビジネス会計検定試験など)に挑戦
→会計職はIT化も進んでいるので、PCスキルもあるとさらに強みに◎
③自己PR文章、実績のアルバム（ポートフォリオ）を作成する
５つの例をもとにスキルアップの方法を考えてみました。
スキルは、かけ算をすればするほど希少価値が高まります。
スキルのかけ算の例
- 「秘書経験」×「ビジネスレベルの英会話力」＝外資系役員の秘書
- 「マーケティング」×「デザイン」×「TikTokなどショート動画編集スキル」＝SNSディレクター
- 「集客力」×「接客経験」×「マネージャー経験」＝店舗経営
それぞれのスキルを掛け合わせるとどうでしょう。
求人サイトで年収の額面が跳ね上がるのは、このように需要のあるスキルの掛け算ができる人材ではないでしょうか？
スキルや資格、経験を掛け合わせることで「価値」に高め、自己PR文を作ってみましょう。
ブログ記事やSNSアカウントなどの制作物があれば、立派な実績のポートフォリオになります。
まとめ
夜の仕事は特殊な世界です。
学歴や資格がなくても、高いお給料で働くことができてしまいます。
スキル、資格、学歴、経歴がほとんどない状態で昼職に飛び込むとしたら、高い壁が立ちはだかるでしょう。
本記事では壁を乗り越え、年収アップを狙うための３ステップをご紹介しました。
①履歴書に書ける強みを書き出してみる（自己分析）
②強みを強化する（スキル、資格）
③強みをかけ算しながら自己PR文章、実績のポートフォリオを作成する
今すぐの転職で高年収を狙うのは難しいかもしれませんが、上記の事前準備は時間がかかったとしても、必ず将来の糧になるものです。
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- 宅建やFP２級・３級など「不動産・金融」
- ITパスポート、Webページ制作など「IT」
- 秘書検定、統計学など「ビジネススキル」
- その他「語学」「医療・健康」「カラー・デザイン」「観光・流通」など
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